新型コロナのオンライン診療サービスのDr. Bが800万ドル調達

 
Dr. B
 

新型コロナウイルス感染症の治療に特化したオンライン診療を低価格で提供する、Dr. Bシードで800万ドルを調達しました。今回のラウンドはLerer Hippeau Venturesがリードし、Founders FundやBloodhound Partners等が参加しています。

 

2020年に創業した同社は、最初の事業として、新型コロナウイルス感染症のワクチンの余剰と接種希望者のマッチングプラットフォームを提供しており、ワクチンの供給不足に取り組んでいました。米国内のワクチン供給体制が構築された現在では、変異株による感染者数の拡大がより大きな課題となっていることから、治療のためのオンライン診療・処方薬デリバリーサービスをリリースしています。

 

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。