ラボ自動化のOpentrons、ビジョンファンド等から2億ドル調達

 
Opentrons
 

ライフサイエンス領域の研究室の自動化を支援するOpentronsが、ソフトバンクビジョンファンドとKhosla Venturesから2億ドルのシリーズC調達を行ったことを明らかにしました。同社は2013年の創業以来、総額2億4,000万ドルを調達しています。

 

Opentronsは生物学者向けの廉価な自動分注ロボットを提供しており、使いやすいハードウエアとオープンソフトウエアプラットフォームが特徴です。すでにMITやオックスフォード、スタンフォードを含む45カ国の1,000以上の研究室が自動分注ロボットを導入しています。

 

今回の調達をもとに、グローバル展開の強化や新しいロボットの開発などを行うとのことです。

 

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。