遺伝子治療薬のデリバリーシステムのGenEdit、2,600万ドル調達

 
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遺伝子治療薬や高分子医薬品の独自でデリバリーシステムを開発するGenEditが、イーライ・リリーをリードとするシリーズAラウンドで2,600万ドルを調達しました。今回のラウンドには、既存投資家のSeqoia CapitalやBow Capital、SK Holdingsが参加しています。同社は2016年の創業以来、総額3,450万ドルを調達しています。

 

GenEditが開発するデリバリーシステムは、ウイルスベクターを活用せず、ナノポリマー粒子で核酸医薬品を標的に届けることを可能にします。このナノポリマー粒子は化学的に異なる数千のポリマーのライブラリで構成されており、それぞれが組織や細胞規模のターゲティングを行います。

 

参照: MedCityNewsGenEdit

 

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。