敗血症の早期発見ソリューションのBayesian Health、A16zから1,500万ドル調達

 
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AIによる臨床意思決定支援プラットフォームを展開するBayesian Healthが、Andreessen Horowitzらから1,500万ドルを調達しました。同社は2018年にJohns Hopkinsからスピンアウトしたスタートアップで、これまでステルス状態で事業展開をしていました。

 

Bayesian Healthは、電子カルテ上の患者のデータから、いち早く重症化の兆候を取得し、敗血症への早期介入を支援する臨床意思決定支援プラットフォームです。同社のモデルは、2018年から2020年の間に5つのJohns Hopkins病院で試験導入さら、後に敗血症と診断された約9,800人の患者のうち、82%に事前にアラートを出したことがわかりました。医師と看護師の約89%がアラートを受け対応をしました。

 

参照:MedCityNews

 

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。