ワクチン開発のVaccitech、シリーズBで1億6800万ドル調達

 

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オックスフォード大学でワクチン開発を専門とするジェンナー研究所のスピンアウト企業Vaccitechが、3月末にシリーズB調達を実施したこと、また4月12日にナスダック上場申請を行ったことを明らかにしました。シリーズBのラウンドには、M&G Investment、テンセント、Gilead Sciencesらが参加しています。

 

Vaccitechのパイプラインには、免疫療法による治療薬とワクチンがあります。治療薬では慢性B型肝炎(Phase I/II)やHPV感染による子宮頸癌(Phase I/II)などの臨床試験を自社で進めており、ワクチンではアストラゼネカに対し新型コロナウイルス感染症ワクチンの技術ライセンスを提供しています。

 

参照:BioSpace

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。