オックスフォード大学でワクチン開発を専門とするジェンナー研究所のスピンアウト企業Vaccitechが、3月末にシリーズB調達を実施したこと、また4月12日にナスダック上場申請を行ったことを明らかにしました。シリーズBのラウンドには、M&G Investment、テンセント、Gilead Sciencesらが参加しています。
Vaccitechのパイプラインには、免疫療法による治療薬とワクチンがあります。治療薬では慢性B型肝炎(Phase I/II)やHPV感染による子宮頸癌(Phase I/II)などの臨床試験を自社で進めており、ワクチンではアストラゼネカに対し新型コロナウイルス感染症ワクチンの技術ライセンスを提供しています。
参照:BioSpace
Author Profile

- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
Latest entries
2022.09.24その他生殖医療の新薬開発に取り組むGameto、資金調達を実施
2022.09.24医療保険健康保険の給付管理を支援するSoda Health、2,500万ドル調達
2022.09.22その他医療分野のスタートアップスタジオのRedesign Health、資金調達を実施
2022.09.21ウェアラブルリハビリのモニタリング技術を提供するCipher Skinが資金調達を実施