高齢者のためのオンライン転倒予防プログラムのBold、a16zからシード調達

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高齢者のためのオンライン運動プログラムを提供するBoldが、Andreessen HorowitzやKhosla Venturesからシードで740万ドルを調達しました。同社は2020年にサンフランシスコで創業したスタートアップです。

 

Boldは、ユーザーごとに適したレベルと内容の運動プログラムを提案する、オンラインサービスです。筋力が低下し、転倒リスクが高くなる50歳以上を対象とし、筋力トレーニングやヨガ、太極拳のレッスンに自宅から参加できるようオンラインにて提供しています。

 

米国全体で転倒によって発生する費用は2030年までに1,000億ドルを超えると予想されており、転倒予防プログラムを実施することによって高いROIが期待できるとCDCが発表しています。そのため同社は、C向けだけでなく、メディケアアドバンテージのような健康保険や医療機関向けのプランも展開しています。

 

参照:Forbes

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。