バイオテクノロジー領域の研究開発を支援するオンラインソリューションのBenchlingが、シリーズCでMenlo VenturesやThrive Capital、Y Combinator、Benchmarkらから3450万ドル調達しました。同社は2012年創業のサンフランシスコのスタートアップで、今回の調達を合わせると総額で6190万ドルを調達しています。
同社は教育機関や企業の研究施設向けにオンラインソリューションを提供しています。創業初期の記録ソリューションの提供から始まり、現在ではプロジェクト管理や複数のプロジェクト間の連携支援などの機能を追加しており、今後も新規機能・サービスを開発していくとのことです。すでにハーバード、スタンフォード、MITなどのラボに導入されており、世界中の170,000人以上の科学者が利用しています。また、有料顧客には、Beam Therapeutics、Regeneron Pharmaceuticals、Zoetis、Zymergenが含まれています。
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。