健康データのワンストップ共有プラットフォームのHuman APIが、Samsung VenturesやAllianz Life Venturesらから2000万ドルを調達したことを明らかにしました。同社は2013年の創業以来、総額3660万ドルを調達しています。
Human APIはウェアラブルデバイス、病院、薬局、研究所など、28,000を超えるソースからデータを収集することで個人の健康データを一括に統合することができます。さらに、ユーザーの同意を得た後に、医療機関や生命保険会社、健康保険などにこれらの情報を共有することができる共有プラットフォームとして機能します。 これにより500を越える保険会社などの金融機関への情報提供を簡略にするほか、医療機関からユーザーの情報にマッチする臨床試験の募集を行うことを可能にしています。
また新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、現在ではユーザーごとの検査結果などの情報共有機能も提供しています。
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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