外科用ロボットプラットフォームのVicarious Surgicalが、新たに1320万ドルの資金調達を実施しました。今回のラウンドはE15 Capitalがリードし、同社の既存の投資家が参加しています。
同社はVRと手術ロボットを活用することで、低侵襲外科手術の実施をサポートすることを目指しています。VRとロボットによる手術支援システムに関する特許は取得している他、2019年12月にはFDAから「ブレイクスルーデバイス」の指定を初めて受けました。現在も臨床での実用化を目指して開発を進めています。
出典:Vicarious Surgicalによる公開情報、The Robot Report
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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