AIナビゲーションで心エコー検査を支援するCaption Healthが、シリーズBで5300万ドルを調達しました。既存投資家であるData Collectiveがリードし、同じく既存投資家のKhosla Venturesらが参加しました。同社は2013年にサンフランシスコで創業しています。
Caption Healthは心臓の超音波検査を、AIによってナビゲーションすることで、看護師といった医療従事者が正確なデータを収集できるよう支援しています。2020年2月にFDAの承認を取得し、救命救急などの急性期医療現場への導入を進めているとのことです。
現在同社は、新型コロナウイルス感染症の患者における心臓の合併症の診断を行うことが期待されています。また同様にPhilipsやEkoもAIによる心疾患の診断支援を提供しています。
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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