糖尿病患者の足の損傷を検知するスマートソックスのSiren、1180万ドル調達

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糖尿病患者向けのスマートソックスのSirenが、シリーズBでAnathem Ventures、Khosla VenturesとDCMおよびFounders Fundらから1180万ドルを調達しました。2015年の創業以来、総額2190万ドルを調達しています。

 

同社のスマートソックスはセンサーを組み込んだテキスタイルにより、足の状態をリアルタイムにスマホで確認できるよう支援しています。これにより、糖尿病の合併症である神経障害や血管障害などが引き起こす、足の壊疽をいち早く検知できるようになります。糖尿病患者の足潰瘍の発生は、特に白人の男性に多いとされており、アメリカでは医療費の圧迫が問題になっています。

 

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。