オンラインで医療貯蓄口座を提供するLively HSA、シリーズBで2700万ドル調達

 

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オンラインで管理できるHSA(医療貯蓄口座)を提供するLively HSAが、シリーズBでCostanoa Venturesらから2700万ドルを調達しました。同社は2016年の創業以来、総額4220万ドルを調達しています。

 

HSAは2004年に始まった米国の消費者主導型の医療プランの一種で、高面責・低保険料の医療保険と医療支出のための口座の組み合わせの仕組みです。HSAへの拠出と医療支出と認められる支出、口座の運用益は非課税となっており、資産運用の選択肢としても注目されている他、医療費を自らの口座から拠出することから医療費を抑制できると言われています。

 

従来のHSAの多くは既存の銀行や信用組合によって提供され、利用者はオフラインで管理しなくてはならず不便だったという課題がありました。Lively HSAはこの使いづらさを解決し、より透明性が高く利用しやすいHSAとして提供を開始しています。同社は2019年4月時点で運用総額は1億ドルに達しており、Morningstar社が発表する2019年の主要HSA提供者の評価レポートにも高評価で掲載されています。

 

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。外資系証券会社の株式リサーチ部で、TMT市場に関わる調査アシスタントなどを経て、現在はシリコンバレーのベンチャーキャピタル、500 Startupsの日本ファンドに務める。