従業員向けのヘルスケアプラットフォームAccoladeが、民間の健康保険大手のHumanaから2000万ドルを調達しました。今回のHumanaによる出資は戦略的な出資で、2019年3月に発表した両社の提携をより強化するものだと明らかにしました。Accoladeは2007年の創業以来、これまでに2億3730万ドル調達しています。
数ある福利厚生支援スタートアップの中でも、Accolade特徴的なのは従業員ごとのパーソナライズ機能による高い満足度と雇用主に対する最大15%のコスト削減を実現していることです。2019年8月にはMD Liveを買収し、導入企業の従業員に対し、よりパフォーマンスの高い最適な医療従事者を検索するサービスを強化しています。
Author Profile

- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
Latest entries
2021.01.18AI聴覚障がいを支援するリアルタイム字幕のAva、シードで450万ドル調達
2021.01.13雇用主向け従業員ごとの個別化健康増進サービスのModern Health、総額9340万ドル調達。
2021.01.12その他パニック障害やPTSDのDTxを提供するFreespira、1000万ドル調達
2021.01.06治療糖尿病支援ソリューションのVirta Health、6500万ドル調達