ADHDに対し、ビデオゲームで治療を試みるAkili Interactive Labsが、シリーズCでTemasekやMerck Venturesらから5500万ドル調達したことをXconomyが報じました。同社は2011年にボストンで創業以降、これまでに総額1億2790万ドルを調達しています。
同社は、ADHDのためのデジタルセラピーとして設計されたビデオゲーム「AKL-T01」を開発し、現在348名の小児患者に対して臨床試験を実施しました。現在FDAの承認を待っている状態で、承認がおりた場合には初のゲームによる、小児ADHDに対する治療法となります。同社はまた、ADHD以外の疾患へのソリューション構築を目指しているとのことです。
参照:CrunchBase
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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