患者向けに医療費マネジメントソリューションを提供しているニューヨークのスタートアップ「Cedar」が、シリーズAで1300万ドルを調達しました。今回のラウンドには、Founders Fund、Thrive Captial、SV Angelといった著名投資家が参加しました。
Cedarにより、患者は煩わしい請求業務をスムーズに行うことができるようになります。患者ごとの過去の請求履歴や人口統計情報といったデータを活用することで、ユーザー一人一人に最適化されたオプションを提案してくれます。また同社は、患者向けソリューションと合わせて、医療機関や保健システム向けに設計されたプラットフォームも提供しています。医療機関の医療費請求チームはCedarのプラットフォーム上で医療費やその請求に関する情報を管理できるようになり、同社の初期テストによると導入後平均して医療費の回収額が22%増加したとのことです。
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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