サンフランシスコのバイオスタートアップ「Counsyl」が、Goldman SachsやFounders Fund、 Felicis Venturesらから8000万ドルの資金調達を行いました。Goldman SachsやFounders Fundは既存投資家でもあり、同社はこれまでに総額約2億3700万ドルを調達しています。
Counsylは2008年の創業以来、妊娠を希望しているカップルのための遺伝疾患のリスク検査や、妊娠中の女性向けの染色体異常の検査、また将来のがんのリスクを検査する3つのスクリーニングサービスを提供してきました。2016年には、ロボットによる遺伝子検査の完全自動化に成功し、ロボットだけで運営しているバイオラボの様子を明らかにしています。
2017年秋、23andMeが医師の診察なしに10の疾患に関して遺伝子検査の結果を提示することをFDAが承認したことで、再び遺伝子検査系のサービスが再び注目を集めています。
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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