ヘルスケアセキュリティのスタートアップProtenus、医療保険のKaiserから調達

 
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ヘルスケアセキュリティのスタートアップProtenusが、シリーズAで医療保険(HMO)のKaiser PermanenteのCVC、Kaiser Permanente Venturesらから300万ドルを調達しました。今回の調達は昨年1月の400万ドルの調達に続く、2度目のシリーズAラウンドになり、CEOのNick Culbertson氏は今回の調達の目的を顧客需要の増加に対応するためだと述べています。

 

2014年にボルチモアで設立されたProtenusは、患者のデータと医療記録を不正から守ることを専門としている、セキュリティスタートアップです。ヘルスケアサービスの増加によりヘルスケアデータが急激に増加しているのに加え、サービス間などのデータ統合が進んでいることにより傍若性が高まっています。Proteusによると、2016年1年間の間に、2700万人を超える患者の医療データが流出しているといいます。

 

過去1年間で同社の顧客数は500%増加しており、現在全国の病院や医療機関で4400万件以上の医療記録を保護しているとCulbertson氏は述べています。

 

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吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。外資系証券会社の株式リサーチ部で、TMT市場に関わる調査アシスタントなどを経て、現在はシリコンバレーのベンチャーキャピタル、500 Startupsの日本ファンドに務める。