ヘルステックやデジタルヘルス企業のバリュエーションは妥当か

 
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2014年、米国内のヘルステックスタートアップに対して行われた投資金額は41億ドルとなり、過去3年間の合計を超えた。ヘルスケア領域は単なるバブルなのかという話題はテクノロジーメディアでも取り上げられるようになった。

 

ヘルステック企業のバリュエーションは割高か?

 

この状況に対し、ヘルスケアに特化したアクセラレーターであるRockHealthは、実際にデジタルヘルスやヘルステック領域に積極的に投資している投資家から見解を集めた。

 
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調査の結果、現在のバリュエーションは過大評価されていると感じるかどうかという質問に対し、62%の投資家が割高だと思うと答えており、29%の投資家が過大評価とは思わないと答えたという。

 

しかし割高だという印象が多いからといって、今後ヘルスケア産業が下火になるというわけではないというのが多くの意見でもある。2014年過去最高の投資が行われ、2015年にはいってからは成長率は低下しつつあることがわかっているが、それでも投資金額はいまだ増加している。

 

デジタルヘルスにはキラーアプリが存在しない

 

健康・医療におけるIT化は市場規模が巨大であることで注目を集めているが、その反面Uberのようなキラーアプリが存在しない可能性も大きい。VentureBeatでは、より根深く、複雑なビジネス、レギュレーション、臨床的視点を追求できるような会社であるかどうかがデジタルヘルス・ヘルステック領域のスタートアップ投資において重要ではないかと述べている。

 

via RockHealth, VentureBeat

 

Author Profile

吉澤美弥子
吉澤美弥子Twitter:@miya_yakko
慶應義塾大学看護医療学部在学中。クラウドファンディングサービスでのインターンをきっかけに海外のスタートアップに興味を持ち、現在個人ブログや外部メディアで情報を発信している。