サンフランシスコに拠点を置く、SAD(社会不安障害)をサポートするオンラインプログラムのJoyableがシードで210万ドルの資金調達を行った。今回出資をしたのは、保険スタートアップOscarの創業者Joshua Kushner氏がプレジデントを務めるThrive Capital、Benchmarkの元パートナーで現在はスタンフォードで教鞭をとるAndy Rachleff氏、Harrison Metalだ。
Joyableは認知行動療法を用いて、ユーザーが社会不安障害などの精神衛生上の問題を克服するのをサポートするオンラインサービス。ユーザーは認知行動療法の訓練を受けたコーチとペアになり、10分で完了する認知行動療法のアクティビティを実行することで社会不安問題を克服していく。プログラムを通して社会不安を引き起こすトリガーを理解できる仕組みになっている。ユーザーはコーチにメールやメッセージで連絡をとれるほかに、プログラム参加時には電話で状況を説明することができるようになっている。
via TechCrunch
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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