Nikeがアプリを強化ーウェアラブルデバイスにおけるプラットフォームの重要性

 

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NikeがNike + FuelBandのアプリのアップデートを公開し、そのアプリ名からBandがなくなり、「Nike+ Fuel」となったとmobihealthnewsが報じている。新しいバージョンではスマートフォンの内蔵のセンサーからのみでデータの収集が行えるようになり、ユーザーはデバイスを持っていなくても、アプリだけで利用できるようになった。

 

現在でもFuelBandの購入は可能であるが、昨年の4月にNikeはウェアラブルデバイスチームの解雇を行っているため、新製品がでてくる可能性はほぼないだろう。デバイスの開発を止めたからといって、Nikeがモバイルヘルス領域を諦めたわけではなく、重点をアプリのプラットフォーム化においたのだと考えられる。今回のアプリのアップデートで、ソーシャル機能の強化やHealthkitとの接続など、アプリの強化を行ったという。

 

ウェアラブルデバイスというと取れるデータの種類にばかり重点が置かれがちだが、アプリがきちんとプラットフォームとして機能することも重要だ。Nikeのようなモチベーションを維持するような仕組みや、データを活かせる仕組みができているアプリは意外と少なく、今後重要になってくるだろう。

 
via mobihealthnews
 

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吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。外資系証券会社の株式リサーチ部で、TMT市場に関わる調査アシスタントなどを経て、現在はシリコンバレーのベンチャーキャピタル、500 Startupsの日本ファンドに務める。