電子書籍用リーダーデバイスを提供し、楽天に買収されたKoboのファウンダーが、次の会社としてモバイルヘルス関係のスタートアップを立ち上げた。彼らの立ち上げたLeagueは現在プロダクトを開発していて、詳細については未公開だが、2015年にサービスをリリースするとのことだ。
Leagueはカナダのトロントに拠点を置き、健康のためのプラットフォームを開発している。11月12日にはシードでReal Ventures、Foundation Capital、OMERS Venturesらから400万ドルを調達している。
Koboは2009年12月に創業し、様々な電子書籍ショップから購入した電子書籍をまとめて持ち歩くことができる。同社はデバイスと同時に、多言語に対応した電子書籍の購入プラットフォームも提供していた。2011年11月には楽天に買収されている。
via MobiHealth News
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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