サイクリングやランニングのためのアプリを提供しているサンフランシスコのスタートアップStravaが10月29日、セコイア・キャピタルをリードインベスターとするシリーズDの資金調達を行った。セコイアの他に、Sigma WestとMadrone Capital Partnersが今回のラウンドに参加し、これまでの調達の総額は3460万ドル調達したことになる。
提供しているアプリStrava Running and Cyclingは、ランニングやサイクリングをしている人のためのソーシャルアプリ。アクティビティを記録したり、友人を共有することで運動へのモチベーションをあげることができる。セコイアキャピタルのMichael Moritz氏は同社に対し、期待を込めて次のように語っている。
「FacebookやLinkedInが今日のソーシャルネットワークを築き上げたように、Stravaはスポーツユーザーのためのソーシャルネットワークとなるだろう」(Michael Moritz氏)。
Stravaは今回調達した資金で海外展開を目指すという。既に同社のコーポレートサイトとアプリは日本語対応しており、今後日本への本格進出も考えられる。
via mobihealth news
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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