病院を運営するIntermountain HealthcareがHealthboxに出資、共同でプログラムを開始

 

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ユタ州の大型医療システムとして医療を提供しているIntermountain Healthcareが、シカゴのヘルスケア特化のアクセラレーターHealthboxと共同でプログラムを提供していくことを発表した。Intermountain Healthcareは今年4月、Health Care Service CorporationとChicago Pacific Foundersと共にHealthboxに7億ドルを出資している。

 

Intermountain HealthcareはHealthboxのパートナーを務めるだけではなく、インキュベーションプログラムthe Intermountain Foundryを創設する計画だという。今回の連携は非常に特殊なケースであり、今後Healthboxはこのインキュベーションプログラムのためにノウハウを共有する予定だ。

 

 

Intermountain Healthcareは米国ユタ州の州都であるソルトレイクシティに本社を置いている、非営利の大型医療機関。ユタ州のシェアの45%を占めており(州内の病床数のうち、45%が同社が運営しているもの)、現在はユタ州のほかにアイダホ州で医療を提供している。Modern Healthcare Magazineやリサーチ会社の病院のランキングで一位の評価を受けているほか、ソルトレイクシティオリンピックの際には医療チームを務めた。創業以来、取締役はすべてボランティアで構成されているのは特徴的だ。

 

同病院は効率化に成功しており、オバマケアの推奨する「高品質な医療を、効率化することで低コストに」という方針の理想的な事例として取り上げられてる。すでに同病院はアプリをローンチするなど、IT化による効率化を進めている。今後インキュベーターの創設により、モデル病院としての更なるシステムの向上に期待が集まるだろう。

 

via mobihealthnews

 

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。外資系証券会社の株式リサーチ部で、TMT市場に関わる調査アシスタントなどを経て、現在はシリコンバレーのベンチャーキャピタル、500 Startupsの日本ファンドに務める。