モバイルコーチングアプリのVidaが10月28日、シリーズAでKhosla VenturesやYahooの共同創業者のJerry Yang氏らから500万ドルを調達した。今回のラウンドには、Aspect Ventures、Signia Venture Partners、The Valley FundといったVCの他に、Yahoo役員のMaynard Webb氏やシリコンバレー銀行のKevin Scott氏、個人投資家のSkip Battle氏が参加している。
同社は2014年創設された。ファウンダーのStephanie Tilenius氏は、eBayの北米副社長を務めた後、Googleにコマースと決済の責任者として従事していた。その後彼女はKleiner Perkins Caufield & ByersのEIRとしてVC業界でも活躍している。
Vidaは慢性疾患を持っている人や健康向上を目指す人のための、モバイルコーチングアプリ。ユーザーはウェアラブルデバイスをアプリに接続し、日々の行動に関するデータをVidaに連携させることができる。収集したデータなどに基づき、専門家がテキストメッセージや通話、ビデオでコーチングを提供してくれる。ハーバードパブリックヘルススクールや、スタンフォードのメディカルスクールの医師と提携することで、ユーザーに正確なエビデンスに基づいた指導の提供を実現している。利用料金は週15ドル。
via mobihealthnews
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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