患者の健康をオンラインで管理出来る医師や病院向けのツールのWellframeが9月8日、資金調達を行った。今回の調達はQueensBridge Venture Partners、Waterline Ventures、Formation 8、Draper Fisher Jurvetson (DFJ)らから、シリーズAで850万ドルを調達。同社は2012年にエンジェルから調達、2014年4月に個人投資家らから150万ドル調達そして今回は三度目の調達となる。
同社が提供しているWellframeは、医師がオンラインで患者の健康を管理できるサービス。患者は指示された健康行動をTo-Doリストとしてオンラインで管理でき、医師は患者の目標達成度を確認したり、連絡をとることができる。また製薬企業も患者がきちんと服薬を守れるようアプローチもできるプラットフォームとなっている。医師が患者情報をトラッキングできると同時に、必要に応じて予測プログラムも兼ね備えている。
via VentureBeat
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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