医療版Uber、オンデマンドの救急車配車アプリ

 
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米国フィラデルフィアのスタートアップStatは、救急車のオンデマンド配車サービスを展開している。このサービスは医療版Uberとも呼ばれている。

 

一番近くにいる救急車を呼べる、モバイルアプリのStat

 

救急車や病人の移送時にStatのアプリを起動すると、近くにいる救急車が表示される。利用者はそのままアプリ上で救急車を依頼することができ、到着時間もわかる。運転手側もアプリを使用している。

 

また到着まで待つ間、利用者は救急車のなかの、救命スタッフとビデオやテキストでメッセージすることができる。米国は救急車が有料で、民間企業も数多く存在している。Statは企業側にとっても効率化につながるという。

 

インキュベーターのDreamlt出身

 

同社はヘルスケアスタートアップのためのインキュベーターであるDreamlt Ventures出身。同期の会社には、遠隔での看護を行うAirCareなどの会社がある。

 

今後同社は展開エリアを拡大することを計画している。

 
via 【Stat
 

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。