Omada Healthが、2300万ドルの資金調達を行った。今回の調達はシリーズBで、リードインベスターはAndreessen Horowitzだ。同社はRockHealth出身のスタートアップでもある。
糖尿病の予防プログラムPrevent
Omada Healthが提供しているPreventは、簡単にはじめることができる糖尿病予防サービス。トップページから4問の質問に答えると、匿名で糖尿病のリスク計算してくれる。リスクが高かった人はプロジェクトへの参加が推奨される。
Preventは16週間で完結するプログラム。内容は米国政府が推奨している糖尿病予防プログラムを基にしている。専門家が、ユーザーの日々の生活習慣をチェックし、的確なアドバイスをくれる。最終的なゴールは、ユーザーの体重を適正体重に減らし、かつ正しい生活習慣に矯正することを目指している。価格は16週で130ドル。16週間のプログラムの後は、月12ドルのみで継続することもできる。
注目のヘルスケアスタートアップOmada Health
Omada Healthの創設メンバーは、GoogleやIDEO、Amazonの元従業員などで構成される。同社はまず、米国で患者人口が非常に多い糖尿病に着手したが、今後は喫煙や高血圧、腰痛といった他の問題にも展開
する予定だと言う。
Preventで糖尿病の予防が可能であることを証明できれば、禁煙や疾患にも展開するだろう。Omadaの可能性は、非常に大きいと思っている。 “
Andreessen Horowitzのゼネラルパートナー、Balaji Srinivasan氏もこう語っており、注目をあつめている。
via 【Mashable】
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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