First Warning Systems(以下FWS)が乳がんの早期発見のためのスマートブラを開発している。
乳がんの可能性を警告してくれるブラ
FWSのスマートブラには小型センサーが内蔵されている。センサーが腫瘍形成の際におこる代謝反応をキャッチして、乳がんの可能性を警告してくれる。ブラの価格は、乳がん検査(マンモグラフィー検査)にかかるコストよりも安い。
このブラでできる検査は疑陽性を含むスクリーニングテスト。警告を受けたひとは病院での検査を受けて診断を受ける。これまで腫瘍が一定の大きさになるまで検出できなかった画像診断と比べ、早期発見が容易になるという。
インドでの販売を目指す、ハイテク企業FWS
FWSは米国ネバダ州のヘルスケアハイテク企業だ。CEOのRob Royea氏は警告システムについて語った。
「ブラのセンサーが読み込む乳細胞の代謝データは、乳がん予測エンジンに送信される。この分析エンジンはシンガポールの南洋工科大学で研究されたものだ。」
同社は既に500人の患者で検査精度の検証をおこなっている。今後、インドでの販売実現を目指しているという。
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via【MedCity News】
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- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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