発展途上国の医療に貢献、1ドルの「折り紙」顕微鏡

 

顕微鏡は医療や教育の分野では欠かせない、基本的なツールだ。近年では3Dプリンタの普及で、比較的安価に導入できるようになってきている。

 

紙で組み立てる、1ドル未満の顕微鏡Foldscope

 

スタンフォード大学の Manu Prakash氏は、1ドル未満で組み立てることができる顕微鏡”Foldscope“を開発している。この顕微鏡は別名”Origami microscope” (折り紙顕微鏡)とも呼ばれ、大部分が紙製で組み立て式のものだ。

 

Manu Prakash demonstrates a microscope that can be printed out on a piece of paper

 

 

Foldscopeはシートの状態から、約10分程度で組み立てることができる。紙製シートの他に、ボタン電池(3V)、LED、テープといったものが必要だが、それでも総費用は97セントだ。

 

操作は通常の顕微鏡よりも簡単で、自分でお面のように目にあてて使用できる。

 

Foldscopeは最高分解能は2000倍。これにより、寄生虫や大腸菌の最近を見ることが可能だという。顕微鏡など検査に必要な機器が身近に成ることにより、発展途上国の感染症を抑えることができると開発者の

Manu Prakash氏は語った。

 

via【Cornell University Library


Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。外資系証券会社の株式リサーチ部で、TMT市場に関わる調査アシスタントなどを経て、現在はシリコンバレーのベンチャーキャピタル、500 Startupsの日本ファンドに務める。