PayPal創業者が不妊カップルのためのアプリと共同基金を設立

 

PayPalやSlide(2010年にGoogleに1億8200万ドルで買収されたウィジェット)の創業者であるMax Levchin(マックス・レヴィチン)氏が、妊娠を望むカップルのためのアプリGrowをローンチした。GrowはシリーズAでAndreessen HorowitzやFunders Fundから600万ドルを調達している期待のスタートアップだ。そして同社がアプリと併せて提供している不妊カップルの互助サービスGrow Firstが注目を集めている。

 

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Growは生理周期や基礎体温をトラッキングし、排卵のタイミングなどを通知してるアプリ。毎日の妊娠の確率や、体調レベルなどもアプリ上で確認することができる。日本のルナルナのようなアプリだが、更に詳細に妊娠の確率などを通知してくれる。アプリは無料で、現在iOSとAndroidで利用可能だ。

 

 

不妊カップルのための共同基金サービスGrow Firstとは

 

スクリーンショット 2014-02-02 18.33.06このような妊娠サポートアプリは既に世界中で数多くリリースされているが、Growが特に注目を集めている理由はアプリと併せて提供されている互助サービスのGrow Firstにある。

 

Grow Firstは不妊カップルのための共同基金サービス。妊娠を希望するカップルは月額50ドルでこの基金に参加し、10ヶ月以内に妊娠すれば基金サービスへの参加は終了。毎月の50ドルはそれ11ヶ月以上妊娠しできていないカップルのために使われる。不妊治療は多額の費用が必要であり、その資金を妊娠を希望するカップル同士で互助的にサポートしようというものだ。Max Levchin氏自身も創業時にこの基金に100万ドルを提供している。Growのサイト上には日々沢山のカップルの妊娠の報告や喜びの声がアップされている

 

 

 

参考:TechCrunch.com

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。外資系証券会社の株式リサーチ部で、TMT市場に関わる調査アシスタントなどを経て、現在はシリコンバレーのベンチャーキャピタル、500 Startupsの日本ファンドに務める。