食品の成分やカロリーを簡単にスキャン、スマホで有害物質を確認できるセンサー

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ヘルスケアテクノロジーの分野で2014年注目の技術は「摂取カロリーの測定」技術だ。以前ご紹介したAIROはこれまでのリスト型ウェアラブルデバイスに光学センサーが搭載され、摂取カロリーが測定できるデバイスで今年の夏発売予定。そして今回ご紹介するTellSpecは、食品にセンサーをかざすだけで栄養成分や含有成分を計測出来るという画期的なデバイスだ。

 

 

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TellSpec Inc.はアレルギーの娘を持つ母親Isabel H.氏によって創設されたカナダのスタートアップ。彼女はSamsung Healthcareにアドバイザーとしても勤めており、普段口にしている食べ物の安全性を確認できるようにとTellSpecを開発した。このデバイスはセンサーで食べ物をスキャンすると、読み取ったデータをTellSpecのクラウドデータベースに照会し、スマホ上で食品中に含まれる栄養分、アレルゲンや化学物質を表示してくれるというものだ。摂取カロリーがわかるだけではなく、食品偽装や農薬、アレルギーなど現在問題視されている食品への不安を解消してくれる。

 

利用料金はデバイス本体の料金に、月額定額制の解析サービス料金 (7.99ドル)がかかる。現在は320ドルでデバイスを予約販売しており、これには一年間の無制限解析サービスが含まれている。(発送の開始時期は2014年の8月ごろを予定している。)TellSpecは昨年秋にindiegogoで資金調達を行った際に、目標金額を大幅に上回る38万ドルを調達している。食品の安全性について問われている日本においても非常にニーズのあるプロダクトではないだろうか。

 

参照

The Gluten FREE Life

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吉澤美弥子
吉澤美弥子Twitter:@miya_yakko
慶應義塾大学看護医療学部在学中。クラウドファンディングサービスでのインターンをきっかけに海外のスタートアップに興味を持ち、現在個人ブログや外部メディアで情報を発信している。