スマートフォンを完全殺菌できるデバイス『PhoneSoap』

 

ロンドン大学医療衛生スクールの2009年の研究で、携帯電話の82%がなんらかの細菌で汚染されていることがわかっている。病院内での集団感染の原因とも成り得る「黄色ブドウ球菌」は全体の4分の1の携帯から検出され、さらにその半数以上が薬剤耐性を持っていたそうだ。病院内では免疫力が低下している患者や、体力の落ちている高齢者に感染するおそれがあり、病院内での携帯の清潔管理が問題視されている。

 

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携帯電話の汚染についての研究にショックを受けた発明家のWesley LaPorte氏は、携帯電話の消毒殺菌のできるデバイスPhoneSoapを開発した。PhoneSoap内に携帯を設置すると、紫外線放射によって携帯に付着した細菌やウイルスを破壊することができるという仕組みだ。さらにデバイス内にはUSBを接続できるので、充電器をつなぎ充電しながら殺菌することもできる。現在公式サイトから購入することができ、49.95ドルと自宅用にもできる価格だ。

 

またPhoneSoapでは、この他に携帯画面に直接塗ることができる殺菌クリーム(12.95ドル)や、専用のクリーナーパッチ(4.95ドル)も販売している。

 

 

 

 

新しい研究では、病院外来者や患者の電話は病院の従業員のものよりもかなり汚染されていたこともわかっている。身近に免疫力のおちている高齢者や小さい子供がいる方には特におすすめの製品だ。

 

 

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。外資系証券会社の株式リサーチ部で、TMT市場に関わる調査アシスタントなどを経て、現在はシリコンバレーのベンチャーキャピタル、500 Startupsの日本ファンドに務める。