iPhoneに直接接続して使用する血糖値測定デバイス、CESで公開。

 

CESのTechCrunchハードウェアバトルフィールドで、Health2Sync社が糖尿病患者のためのモバイルヘルスツールを公開した。直接スマートフォンに接続して使用する血糖値測定デバイスで、血糖データがスマホ上で管理できるものだ。近年日本でも生活習慣病として知られる糖尿病の治療には血糖自己測定が欠かせないと言われている。台湾のHealth2Sync社は血糖値の自己管理における従来のアナログな仕組みを根底から変えようとしている。

スクリーンショット 2014-01-09 6.46.01
    スクリーンショット 2014-01-09 6.42.39

今回公開されたデバイスは、モニターのついた血糖測定器と小さな四角い部分がケーブルで繋がったもので、iPhoneやiPadのイヤフォンジャックに直接接続して使用する。小さな四角い部分が測定データをiOS機器で管理できるデータに変換してくれるので、手入力することなくデータを同期することができるのだ。

 

Health2Sync社は血糖測定器だけではなく、血糖データを管理するソフトウェアも提供している。このデータ管理ソフトは血糖値の上限と下限を設定出来たり、データをグラフ等の視覚化してくれるなどデータの利用に非優れているだけではなく、プラットフォームとして利用出来るのでアクセス権のある介護者や医者が遠隔でデータ確認することも可能だ。

 

 

海外で広まるモバイルヘルスのスタートアップ

Health2Sync社は台湾を拠点とするヘルスケア分野のスタートアップで、先日2014年1月5日にはシードラウンドで30万ドルを調達し注目を集めている。このように身体データを測定し、直接スマートフォンやタブレットに接続してデータを管理出来るガジェットをモバイルヘルスといい、米国を中心とした海外では注目を集めているが、日本での導入に関しては薬事法の関係で様々な障壁が残っている。興味のある方はHealthTechNewsで他にもご紹介しているので是非ご覧になっていただきたい。

 

▷関連記事

スマホと直接接続して使用する、次世代体温計のKinsa
Qardio社のウェアラブルデバイスで自宅にいながら心電図・血圧を測定

Rock Health発の検査・診断に特化したスタートアップ

TC Disruptで公開された、スマホでにきび肌を診断できるデバイス

 

 

 

Author Profile

吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。外資系証券会社の株式リサーチ部で、TMT市場に関わる調査アシスタントなどを経て、現在はシリコンバレーのベンチャーキャピタル、500 Startupsの日本ファンドに務める。