睡眠コントロールガジェットNeuroOnがLeWebコンペで優勝

 

短時間で十分な睡眠を得た感覚にできるアイマスクNeuroon」を開発したIntelClinicが、2013年12月10日からパリで開催されていたLeWebのスタートアップコンペで優勝した。Neuroonに関しては以前ご紹介した通り、多相睡眠と呼ばれる睡眠状態を人為的に引き起こすことができるウェアラブルデバイスで、短時間の睡眠で十分な満足感を得ることができると言われている。現在は開発段階で、来年発売予定である。

 

LeWebは国際的なスタートアップの祭典で、今年で10周年となる。昨年開催されたLeWeb2012には80ヶ国以上の地域からスタートアップが参加している。今年は本拠地であるパリで3日間に渡り開催され、IntelClinicの他にアメリカとイギリスから二社がファイナリストとして注目を集めた。

 

アメリカからはFlinjaという「大学生のためのUber」を目指したスタートアップがファイナリストとして参加した。Flinjaは雇用主と学生のためのマーケットプレイスで100,000人もの学生が登録している。雇用主はサイト上に登録された学生のプロフィールをみて仕事を発注することができ、学生は在学中に職務経験を積むことができるという仕組みである。

 

イギリスからはSocialSafeというソーシャルネットワーク上の情報をまとめて管理できるスタートアップが参加した。SocialSafeによってSNS上の行動をすべて記録され、PC上で様々なSNSを一括管理することができる。一カ所で複数のSNSを楽しめるだけではなく、データを安全に保存してくれるので写真データなどを消失するリスクを回避することができる。このように世界的に注目をあつめる数々のスタートアップの中から、ヘルスケア分野のウェアラブルデバイスのスタートアップが優勝するということは非常に喜ばしい流れである。

 

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吉澤 美弥子
吉澤 美弥子Twitter:@miyakomx
慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。外資系証券会社の株式リサーチ部で、TMT市場に関わる調査アシスタントなどを経て、現在はシリコンバレーのベンチャーキャピタル、500 Startupsの日本ファンドに務める。