ティーン向けの皮膚科診断デバイスScanZ
皮膚診断のモバイルデバイスのプロトタイプが、2013年10月28日のTechCrunch Disruptヨーロッパで公開された。今回公開されたScanZはにきびや審美皮膚科のために開発された製品で、ティーンや女性をメインターゲットにしている。
スマホに接続したデバイスScanZで肌をスキャンした後、アプリを起動しいくつかの食事や習慣などの質問に回答することで「にきびの状態とそれが完治して消えるまでの日数やステップ」を診断してくれるというサービスだ。
ScanZは来年2014年の5月までに発売予定で、価格は249ドルを予定している。現在クラウドファンディングのindiegogoでプロジェクトを掲載し、12月はじめまで資金を調達中だ。indiegogoを通せば169ドルで購入することができる。
審美皮膚科製品・サービスに特化したスタートアップmySkin
開発元のmySkinは、ScanZの光学診断技術のほとんどを自社で開発している、技術力を有するスタートアップだ。mySkinは2007年に創業し、dermograph™という経皮肌診断システムを世界で初めて開発したことでしられる。
高い技術力で肌を診断するだけではなく、診断後のデータをもとにしたサービスmyskin.comも運営している。「巨大な美容情報プラットフォームで、自分の肌診断データと似ているひとの情報をキャッチアップすることができる」というサービスだ。
Author Profile

- Twitter:@miyakomx
- 慶應義塾大学看護医療学部卒業。在学中に海外のヘルステック企業やデジタルヘルス企業に関して取り上げる、HealthTechNewsを立ち上げる。その後米系ベンチャーキャピタル500 Startupsの日本ファンドを経て、現在はCoral Capitalで投資担当を務める。
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