偏頭痛に関するデータ収集し、専門家が原因などを分析するアプリMigraine Buddy

 

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シンガポールのスタートアップ、Healintが11月17日、ユーザーから集めたデータを基に研究を進めていることを明かした。

 

同社が提供している、偏頭痛のひとのためのアプリMigraine Buddyは、ユーザーは偏頭痛の症状やそれ以外の日常のデータをアプリ上に蓄積することができる。このアプリ上で収集した莫大なデータを分析することで偏頭痛に関する研究を行っているという。

 

チームがグローバルなこともあり、Migraine Buddyは世界の様々な地域で使われていて、特に北米地域とヨーロッパ、そして本社があるシンガポールにユーザーが集中している。またアプリは、Google Play上の偏頭痛アプリでナンバーワンにランクインしている。

 

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ユーザーが入力したデータから偏頭痛の研究を行う

 

同アプリは日常のデータ分析することにより、偏頭痛の原因を発見し、軽減することを目指している。アプリのリリース後4ヶ月の間、ユーザーから収集した偏頭痛と周辺情報を分析し、偏頭痛に関する研究に取り組んでいる。実際に既に同社は天気や睡眠が偏頭痛を誘因することを発見している。

 

以前より睡眠やストレス、気象条件が偏頭痛を誘因すると考えれてきてはいた。しかしHealintは実際にデータから分析し客観的に評価することに成功した少ない例である。

 

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研究情報をユーザーに還元

 

ユーザーのデータから導き出した研究情報は偏頭痛患者だけではなく、慢性疾患の専門医にも共有していくことで、結果的に患者への恩恵となっている。同社は現在、シンガポールの国立神経科学研究所やいくつかの機関と提携している他、さらにその研究成果の共有の拡大をするために製薬機関やそのほか団体との連携を強化している。

 

Author Profile

吉澤美弥子
吉澤美弥子Twitter:@miya_yakko
慶應義塾大学看護医療学部在学中。クラウドファンディングサービスでのインターンをきっかけに海外のスタートアップに興味を持ち、現在個人ブログや外部メディアで情報を発信している。